祭りを行なう意義…

今日の祈祷会は出エジプト記23:14-33。神はエジプトを脱出したイスラエルの民に十戒を与え、また一年に三度、主のために祭りを行なわなければならないと命じられました。ヤハウェなる神の前に祭りを行なうこと、主の御前に立つことは、彼らに与えられた特権でした。ただし「祭り」は、単に行えばいいものではなく、大事なのはその内容だったのです。それは今日のクリスチャンが行なう「聖餐式」にも通じることです。聖餐式は、主イエスが「わたしを覚えてこれを行ないなさい」と定められた聖礼典であり、私たちに与えられた特権です。パンとぶどう酒は、私たちの罪のために裂かれたキリストの身体、流された血潮を表しています。私たちクリスチャンにとって大切なこの記念日を心からの感謝をもって、形骸化という誘惑に陥らずに、恵みにあずかっていきたいものです。